県内の実施企業を紹介
- 空間デザインを手掛けるパールイデア。次世代のオフィス空間をまずは自社で体現しようと、2018年に社内を改装する際、建物や空間に自然の要素を取り入れる「バイオフィリックデザイン*」を導入した。オフィスに最適な自然の割合や配置などを示す科学的研究に基づいて設計。部門ごとに仕切っていた壁はなくして観葉植物に置き換え、連携を重視しつつパーソナル空間も確保した。管理の手間を考え、壁や棚の上部にはフェイクグリーンも活用するが、従業員の作業机に小型の観葉植物を置き、「育つ楽しみ」をすぐそばで感じられる工夫も施す。
社内の評判も良く、「従業員の笑顔が増えた」と担当者。訪問客からも好評で、従業員のモチベーションアップにつながっている。
*人間が本能的に自然とつながりたいという欲求に基づき、植物、自然光、水などの要素を空間デザインに取り入れる手法。
実施企業の声
代表取締役社長 後藤 慎之介さん
目指したのは、従業員が働きやすさを感じられ、かつクリエイティブな発想が生まれるオフィス。顧客への提案も始めており、採用いただいた中には、入社希望者が飛躍的に増えた例もあります。今後も自社での実践を続けながら、緑化の良さをお伝えしていきたいです。
企業情報
1956年創業。マネキンなど各種立体造形物のデザイン・設計技術を生かし、近年は空間ブランディングに注力。先駆的な発想とデザインで活躍の幅を広げる。
(2025年10月取材)