- プリムラ
- 金子 勝哉さん
冬も、可愛く満開 「プリムラ」

色・形の異なる多品種を栽培
冬の寒い中でも可愛らしい花をつけるプリムラ。下呂市萩原の「遊花KANEKO」では、プリムラの中でも小型のジュリアン、少し大きめのポリアンサを生産しています。

ハウスをのぞくと、元気よく咲くプリムラの姿がずらり。色は赤系から白、黄、青系までさまざまです。一重咲きやバラ咲きなど、咲き方にも違いがあります。もとからある品種だけでなく交配から生まれたものもあり、実に100種類以上も生産しています。

「大切にしているのは可愛らしさ。みんなが気に入ってくれるものをつくりたい」と遊花KANEKOの金子勝哉さんは微笑みます。

より良い花を目指して
金子さんの家では、もともと祖父がトマトを育てており、花き生産を始めたのは父の代から。金子さんにとって花は子どものころから身近な存在でした。農業大学校に進んだものの、当時は継ごうという強い意思はなかったそうで、野菜作りを学びました。それでも他の農家で研修などを経て、23歳で家へ戻り、以来、父とともに花き生産に励んでいます。

やりがいを感じるのは「自分が思い描いていた形・色になったとき」。交配させて種をとり、翌年育てていく。うまくいったかどうかは、花が開くまでわかりません。毎年トライアンドエラーを繰り返しながら、納得できる花づくりを目指します。ここまで種類が増えたことに「いつのまにか…」と笑う金子さんですが、より良い花を届けたいという思いが、飽くなき探究心につながっているのだと伝わってきます。

家に訪れる癒やしの時間
プリムラは初心者でも育てやすい花です。家庭で育てる場合、土の表面が乾いてきたころが水をあげる目安です。
1、2株だけ家に飾って楽しむ方も多いとか。色合いも鮮やかなものから落ち着いたものまで幅広いので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのも良さそうです。花を少し切って花瓶に飾ったり、色の違う種類の寄せ植えをしたりといった楽しみ方もあります。

「自分も昔から花を触ってきたかというとそうではない。でも始めると、夢中になるという方も多いんですよ。花や緑が家にあると、きっと癒やしになると思うので、試してみてほしいです」。

遊花KANEKO
下呂市萩原町上呂1043-1